6人目の53歳男性のせいで気分は、だだ下がりです。
7人目ごぼうさん、8人目にんじんさん、9人目たまねぎさんと、お話しました。
普段は7人くらいで、終わるのですが、今回は10人以上パーティーで15対15でした。
だいぶ、会話も疲れてきて、何を話してるのか、53歳年収630万介護ヘルパー募集ささん以外ロクに覚えてません。
パッとする男性もいません。年収は600万円以上ですが・・
こう見た目で恋に落ちるような人はいません。
年齢も私より高いからもあるでしょうが・・。
10人目の男性が席に座りました。
なんと、先ほどエレベーターで一緒になった男性でした！
若くてイケメンな清潔感のあるスーツを着た男性です。
似ている芸能人は田中圭さんです。以下、田中圭と呼びます。
いままでの男性はなんだったのかというくらい、心が一瞬でドキドキします。
「あーエレベーターで一緒になったね！」と田中圭は第一声で発してくれました。
「そうです！」うれしすぎて、今度は声が裏返ってしまいました。恥ずかしい。
時間がないのでプロフィールカードで田中圭の年収と年齢、住まいを確認すると。
年収600万円、年齢33歳、住まいは都内一人暮らしと、問題なし！
なんて、今日は良い日だろうと思いました。
時間はとても短いので、自分を売り込むアピールをしないといけませんが、ガツガツできません。
「気になることあれば、遠慮なく質問してください」と日々、鏡の前で練習していた少し上目づかいで笑顔を振りまきました。
「んー女性に何か求めるとか、特に無いけど、趣味とか同じ人がいいなぁって思っている。映画好きなんだねーオレも好きー」
「最近何か見た？」と質問されました。
私映画は考えないで見ることができる、ホラー映画とかスプラッタ映画とかばかり見てます。
「いろいろ見てるからな・・」と私は言葉を濁しながら苦笑いしてしまいました。
田中圭「オレは。七つの会議みたよー面白かったよー」
私邦画全くみません。でも、田中圭に合わせて、見たかったんですよ！面白いなら見てみようかな！と返しました。
結婚さえしてしまえば、別にあとあと邦画興味がなくなったと言い、見なきゃいいので、ここはここぞとばかりに話をあわせます。
田中圭は、私のプロフィールカードでアルコール飲めないとの項目をみて、「お酒飲む男性は好きじゃない？」と聞かれました。
お酒好きな人にとって、これは印象よくないですよね。
慌てて、とっさに「私はアルコール弱いですが、お酒飲むお店とか、楽しい雰囲気がある場所とか好きですし、お家で晩酌してあげたい夢がありますよ～。お酒好きですか？」と良き恋人、妻になれますよとアピールをし質問しました。
不思議ですね。
興味のない男性だと、質問されたら、その返答だけですが、相手と会話を続けたくて、自然と質問をしてしまいます。笑。
田中圭「オレも強いわけではないけど、毎晩3缶くらい、お酒飲むかな」
スタッフから「お時間です。男性の方！次の席へ移動してください」と、田中圭との楽しいトークは、あっという間に終了してしまいました。
私はアピールしたくて、必死に「カップリング希望で田中圭さんの名前書きますね！トークありがとうございます」と笑顔を振りまきました。
田中圭「ありがとうー！またねー！」と言い席を離れました。