「誰と食事行ってきたんだよ！怒」
「お祝いってなんだよ！怒」
「私をバカにして！！怒」
私は畳みかけるように、怒鳴りました。
貢さんは笑いながら「あーキャバクラの女の子・・」っと言ったところで、わたしは怒りの頂点に達してマグカップを投げました。そして悲しいことに飲み物が入ってたのも忘れてたあげく、貢さんにあてようとしたのに、まさかの、はずしてしまい。
キッチンカウンターに充電のために置いてあった私のパソコンにあたり液晶が一部破損、パソコンはコーヒーまみれに。これは怒りが落ち着いたあとに気が付いたんですけどね。
貢さんが「そんな怒ること？」と言い返してきたのにもムカついたし、避けたことにもムカつきました。コーヒーだらけになった床をみて貢さんはため息をついたのを覚えてます。「だれのせいで今そうなってんだよ！ふざけんなよ！！怒」
「これは浮気だろ！相手の女に電話しろ！ふざけんな！不貞だろ！慰謝料きっちり貰うからなっ！！」と叫んでました。
データを消されないよう、女と話し合って言い訳つくって逃げられないように女にすぐコンタクトを取らせろと、迫りました。
貢さんは小さい声で「いやぁ・・・」と言っていましたが、お前に選ぶ権利なんてないんだよ！！と怒鳴り、スマホを奪い、ラインを開きブリ子のラインの電話ボタンをおしました。コール音が響きます。
・・・。
でない。
・・・でない。
・・・でません。
これも、ムカつきに油をそそがれ大噴火状態の私。あの時はアドレナリンがでまくってました。異常なくらい怒りがとまりません。
深呼吸？と気持ちを落ち着かせる！？そんなんで来ません。だって婚約者になるかもしれない人に、浮気されたんですから！！怒りにあふれ、震えていました。こんな大事件発覚なのに、その時の貢さんの顔は何か面倒くさそうな顔してたのをはっきり覚えています。それもさらにムカつきました。
コール音をならし続けてもブリ子は出ません。くそムカつきます。なんで、こんな頭悪そうな女に、こんなことされたのかムカつきます。