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モブ眼鏡さんとデートしたときのこと

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8月24日

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モブ眼鏡さんはラインだと人が違います。雰囲気が、ラインだと明るい。スタンプをつかってるからか。

あれ?モブ眼鏡じゃないのか?と感じるくらい。違う。それとも打ち解けたからなのか。謎すぎる。

「お疲れ様です〜(*´∀`*)」こんな感じでくる。謎。

リアルだと、淡々としてるのに。

年収600万だとインスタグラマーみたいな贅沢な暮らしはできないけど、これから年収はまだ上がるはずだし。

もはやもう早く私は仕事離脱したいから、専業主婦させてくれるなら、あたしンちやクレヨンしんちゃんレベルの生活に妥協してもいいかな思ってます。

モブ眼鏡さんと予定あわせて、デートしたときのこと。

とある場所へ。まぁまぁデートスポットです。

待ち合わせをし、モブ眼鏡さんが歩くので、わたしもどこかに向かうのかと思ってモブ眼鏡さんに付いていきます。

モブ眼鏡さんに話しかけますが、ラインと違いそっけない。というか、無、というかんじで何考えてるのか読めない。わからない。

たんたんと歩き続けるモブ眼鏡さん。

どこに向かうのか目的が謎。話しかけながら、ついてくわたし。20分位?歩き、疲れたので喫茶店にでも入りませんか?と伝えると

何もないとこを指差し、あのあたりに座りましょうか?と指をさしました。

えっ。

お店探せばあるじゃん。なんで。と思ったけど、なんか考えがあるのかと思い、指差されたとこに座りました。

モブ眼鏡さんは、バッグから銀色の水筒を出すと一人で飲み始めました。

えっ。

ペットボトルじゃなくて、水筒⁉

えっ⁉デートで水筒⁉持病でなんか決まったやつしか飲めないのか?

頭の中が??のわたし

わたし「水筒持って歩いてるの?」とビビって聞くと

モブ眼鏡「麦茶いれて持って歩いてます。飲みますか?」

いやいや間接キスになるじゃん。キモいじゃん。モブ眼鏡が入れた麦茶とか。衛生的に大丈夫か不安じゃん。

わたし「喫茶店探して行きませんか?」

モブ眼鏡「喫茶店ってお茶、コーヒーに700円とか高いじゃないですか」

年収600万もあって、ケチすぎる!!

そもそもデートくらい、喫茶店行こうよ!!そんなんだから、結婚できねーんだよ!

水筒で自作の麦茶を飲むモブ眼鏡さんが貧乏くさく感じて、隣にいたくなくて、一緒の人種に思われたくなくて、20cmほどさりげなく横にずれ離れました。

恥ずかしすぎる、、

わたし「水筒わざわざ持ち歩かなくても、自販機で水とかお茶買えばいいんじゃないですか?」

モブ眼鏡「水道で作れば麦茶なんて100円もかからないから」モブ眼鏡さんは眼鏡をくいっと持ち上げてかけ直しました。

それ頭脳明晰なイケメンキャラがやる仕草じゃん。ケチモブ眼鏡陰キャがやるなよ。

今まで出会った中で最強にケチすぎる。

わたし「趣味は貯金ですか?」

モブ眼鏡「はっはっはっ」と歯を出してはじめて、笑いました。

え⁉笑うとこ?わからない。謎すぎて、わからない。

デートは続きます。

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