貢さんが連れてくる男性が30才前半のイケメンしかも高収入男性だったらなって、あわよくば期待してたのに、まぁ現実は髪の薄いおっさんが、おたくっぽいチビデブ連れてきただけでした。現実って厳しい。ドラマのようにはいかない。悲しい。
リビングでおっさん達がキャっキャ盛り上がっているのが聞こえてきて、きもいなって思ってたら、わたしのいる寝室がノックされました。
きたな!決戦の時と思い、扉を少し開け、隙間から顔を出しました。
昨日書いた作戦通り、わたし化粧して、少し段ボールに荷物いれて、でも鬱がつらくて全て片付けられなかったという設定にしてあります。
貢さん「なでしこさん!おはよう!今度ルームシェアする友達が下見に来たから、寝室見せてもらえる?もう荷物片付いてる?」と寝室のドアに手をかけてきました。
わたしはドアを開けられそうになって、びっくりして、ドアを抑えました。人の。しかも女性の部屋に入ろうなんてデリカシーの無いやつ!!ほんと、あり得ない!!
ちょっと待ってよ!と叫び、貢さんがドアを開けようとするのを止めました。
貢さん「もう支度したんでしょ!もう今日部屋出てってもらえると、ちょうどいいんだけど」
自分の都合ばかりで、ほんとにムカつきます。まぁ部屋に踏み込まれても、部屋片付いてないし瓶児みたいにウルウルしてれば、可哀想もう少しいていいよいいよってなる作戦で、しおらしく、まだあんまり片付いてないんだ、元気なくて…ってしゅんと、した声で、下向きで答えると。明るいきもいおっさん二人が、じゃぁ手伝うよ!って言い出し、段ボールに、勝手に荷物をポイポイいれはじめました。
なんて、薄情なやつらだ。こんな弱々しく女性が嘆いてるのに。結果段ボールに荷物つめてられて集荷まで勝手に手配されてしまいました。
二人は片付けが終わると、缶ビールと、つまみで昼間から、カンパーイと飲み出しました。おっさんのお酌もいやだし、酔っぱらいの相手はもっといやです。もう、こんなところいいやと思い、鍵返す前に鍵を少し曲げて使えなくしといてやろうとキッチンカウンターで全体重かけてやりました。少し曲がったかなーくらいでした。これで使えなかったら、良い気味です。ほんとは欠けさせたくて、噛ってみたけど、鍵が欠ける前に私の歯が折れそうなので諦めました。汗
玄関の棚に鍵おいとくねっと伝え、私はオッサンズ達のいる巣窟をあとにしました。今日は自分に甘えさせてスタバにいって、フラペチーノを飲みました。
33歳改めて婚カツがんばります。ただ今年のクリスマスは一人で過ごしたいです。理想と現実が違いすぎて、疲れました。少し休みたい…。